2014年
7月
24日
木
内容証明郵便ってそもそも何でしょう。
何だか穏やかではない感じですね。
結論。
内容証明郵便とは,①誰が②いつ③どんな内容の郵便を④誰に送ったか,を郵便局(日本郵便株式会社)が証明してくれる郵便です。
確かに,書留郵便の場合も配達されるまで記録が取れますが(追跡サービスでもリアルタイムで到着を確認できる),上記③については証明しれくれません。
そのため,内容証明郵便(※配達証明付きにすることを忘れてはいけない)では,発信した郵便物が無事に相手方に到達した事実とその発信内容を証明してくれるという点で法的な意思表示の局面などで威力を発揮することになります(間違いなく相手方に明確な意思表示を行ったことの証明がなされる)。
また,心理的なプレッシャーを与えるという意味でも威力を発揮します。通常の感覚の人間であれば,普通郵便以外のスタンプや押印がなされていれば,ドキッとするものです。
実際に,親展扱いや書留でくるものだって穏やかではないです。
では,仮に自分に内容証明郵便が届いたらどうするのがベストでしょうか。
上記内容からいくと,到達した事実を証明されないように,又は中身をみたら怖いから「敢えて受け取らない」というのもアリかもしれません(笑)
ですが・・・
来たものは受け取りましょう。
むしろ,受け取らないことが一番最悪の結果になるといっても過言ではありません。
健康診断と同じで,悪いものは早く見つけた方が治りも早いのです(金銭的な問題であれば,知らぬ間に利息がとんでもないことに…みたいなことだって起こりえます)。
一方で,悪くないのであれば,1日も早く気持ちが晴れる訳ですし,こちらが攻撃に転じる可能性もでてきます。
このように,送るにしても,受け取るにしても,日常生活に大きな変化がもたらされる,良くも悪くもそういったきっかけを生み出すのが内容証明郵便です。
内容証明郵便は多様なケースで登場してきます。
お悩みの方は是非当事務所までお気軽にお問い合わせくださいませ。
※当事務所では,24時間発信が可能な電子内容証明郵便サービスを利用しておりますので,夜間やお急ぎの方は是非お申し付けください。